粘液嚢胞

粘液嚢胞は、主に小唾液腺から分泌される唾液が周囲の組織にたまることで生じる、良性の嚢胞性病変です。
多くは、唇や頬を噛むなどの外傷によって唾液腺の導管が傷つき、唾液が周囲の組織内に漏れ出すことで形成されます。また、唾液腺の導管が閉塞し、内部に唾液がたまることで生じる場合もあります。
下唇に生じることが多く、舌や頬粘膜など、小唾液腺が存在する部位にも発生します。繰り返し噛んでしまうことで、大きくなったり小さくなったりすることがあります。
治療は症状や大きさなどに応じて粘液嚢胞摘出術を行います。
当院では、嚢胞を周囲の小唾液腺とともに摘出し、必要に応じて摘出した組織を病理検査に提出します。

処置の流れ
① 同意書を用いて、処置内容や合併症についてご説明
② 表面麻酔・局所麻酔
③ 粘液嚢胞を摘出
④ 縫合・止血を確認
⑤ 約1週間後に抜糸
⑥ 病理検査結果をご説明

手術時間は通常20分程度です。
術後は数日~2週間程度、痛み・腫れ・違和感がみられることがあります。
再発する場合もあり、報告によっては数%程度とされています。

粘液嚢胞1
粘液嚢胞2
粘液嚢胞3
粘液嚢胞4
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