顎が外れた・口が閉じない|顎関節脱臼の治療

顎関節脱臼

「大きなあくびをしたら顎が外れた」
「急に口が閉じられなくなった」
「以前から何度も顎が外れている」
このような症状は、顎関節脱臼(がくかんせつだっきゅう)の可能性があります。
顎関節脱臼は、いわゆる「顎が外れた」状態です。
口を大きく開けた際などに、下顎の関節部分である「下顎頭」が正常な位置から外れてしまい、口を閉じることができなくなることがあります。
当院では、顎関節脱臼が疑われる場合、状態を確認したうえで必要に応じて徒手的な整復処置を行います。

顎関節脱臼の治療
・徒手的整復
顎関節脱臼では、歯科医師が下顎を適切な方向へ動かし、外れてしまった下顎頭を元の位置へ戻す徒手的整復を行うことがあります。
脱臼してから時間が経過すると周囲の筋肉の緊張などによって整復が難しくなることがあるため、顎が外れて戻らない場合は、できるだけ早めの受診をおすすめします。 

整復後の再発予防
顎を元の位置へ戻しても、直後は再び脱臼することがあります。
そのため状態によっては、顎の動きを制限するための固定を行うことがあります。
整復後はしばらく
大きなあくびを避ける・大きく口を開けない・大きな食べ物をそのまま口に入れない
など、過度な開口を避けることが重要です。

顎が何度も外れる「習慣性顎関節脱臼」
顎関節脱臼を繰り返す状態を習慣性顎関節脱臼といいます。
「以前にも何度も外れている」「あくび程度でも外れてしまう」という場合には、単にその都度整復するだけではなく、再発を防ぐための治療を検討することがあります。
保存的な治療で改善が難しい場合には、専門医療機関で外科的治療が検討されることもあります。
当院で対応が難しい場合や専門的な治療が必要と判断した場合には、適切な高次医療機関へご紹介いたします。

外傷によって顎が外れた場合
転倒、スポーツ、交通事故、顔面への強い打撲などのあとに口が閉じられなくなった場合には注意が必要です。
単純な顎関節脱臼だけではなく、下顎骨骨折などを伴っている可能性があります。
骨折などが疑われる場合には専門医療機関での治療が必要になることがあります。

顎が外れて戻らない場合はお早めにご相談ください。

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